場をつくる「行政」×事業実現する「民間」×体系化する「学」=
産官学連携による、持続的な人材輩出(ヒトづくり)と連続的な事業の創造(コトづくり)によって、多様な都市型産業の集積を目指す地域再生のカタチ「リノベーションスクール」。

急速に進む人口縮退の日本。地方には、多くの空間資源が余りはじめた。一方、地方都市をはじめとして中心市街地の活性化の戦略づくりが急務となっているにも関わらず、即効的な具体策がない状態が続いていた。この両側面において問題を抱えていた北九州市は、都市政策「小倉家守構想」を策定した。この都市政策を機に、産官学が連携し、まちに新しいビジネスを生み出す実践の場としてリノベーションスクールをスタートさせた。

リノベーションスクールは、三〜四日間で行われる。実在する遊休不動産を題材に、様々な職種の受講生がグループに分かれ、与えられた題材のリノベーション事業計画を立案する。エリアに眠っている低未利用の空間資源を掘り起こし、講師陣の指導のもと、豊かな発想を引き出し、事業化を見据えた企画を構想する。最終日には、公開の場で当該不動産のオーナーに向けてプレゼンテーションを行う。スクール後には、民間まちづくり会社が、不動産オーナーと共に事業化をサポート・推進していく。まちに新しいビジネスを生み、小さなエリアを変化させていくと同時に、全国各地の中心市街地の再生に貢献する人材を育成する場である。