令和元年度小郡市エリアマネジメント人材育成事業 振り返り

国内で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が依然として感染拡大の状況であることを鑑み、感染拡大防止の観点から、開催を延期することとしました。(今のところ開催時期は未定です)

そこで、報告会で使用する予定でした事業実施の様子をまとめたプレゼン資料を一般公開いたします。

振り返り資料はこちらからダウンロードできます。

令和元年度、7回にわたり実施してきたプログラムですが、
簡単に振り返っていきます。

このエリアマネジメント人材育成事業は、昨年度より小郡市にて実施している事業です。発掘・共有・創造・協働・組成というキーワードを元に、昨年度小郡市内で、これまで色々な事業をされている方、またはこれから地域や自分のためにやりたいことを持っている方を探していこうということで「発掘」をテーマに実施していました。

そこで出会った素敵な小郡市民の方々と出会い、その繋がりから、さらに今年度参加頂いた方々に出会いました。
小郡市では、他にもいくつか市民のためのまちづくり事業は行われておりましたので、その繋がりが大きかったと思います。

今年度は、「共有・創造・協働」ということを重点的に取り組み、「空き家を活用する」ということをテーマにしました。

まずは、皆さんの考えていることを、ワークショップ形式で行い、共有していただいて、その内容に応じて、参考になりそうな事例を見学し、その方の現場でお話を聞かせていただきました。
この共有と視察・見学を繰り返すことで、皆さんのイメージをより具体的なものにしてもらいたいという狙いからです。

実際に小郡市にある空き家を見学するツアーも実施。
その物件の中から、建物の所有者さまに相談し、DIYを行い、空き家を改修することを体験しました。

小郡市内は、比較的新しい住宅地(だと思います)であり、ベッドタウンとしての要素が色濃く存在しています。男性の多くは、平日に福岡市や久留米市で働き、多くの時間は主婦層の方ばかりを見かけることの多い地域です。そのため、今回の参加者の考えている「やりたいこと」の多くは「主婦のため」「子供ため」「地域のため」 という内容が多く挙がっています。
無理なく自分や地域のためにやれることを実現していくことで、暮らすことが楽しい地域になってほしい、この事業がきっかけになってくれることを期待しています。

最後に、今年度は、主婦の方の参加が多かったので、平日のお昼間に開催するケースが多く、参加できなかった方もいらっしゃると思います。ぜひ、参加希望の声をお聞かせください。
このサイトの問い合わせフォームからでも、小郡市役所の都市計画課計画係へ電話をかけていただいても大丈夫です。小郡市にお住まいの方で、地域のために貢献したいという方や、小郡市に空き家があって困っているなど、一人でも多く出会いたいと思っております。

またお会いしましょう。

小郡市エリアマネジメント人材育成事業
企画運営/一般社団法人リノベーションまちづくりセンター
代表理事 徳田光弘 チーフディレクター岩下真太朗

ダウンロード資料

この記事を書いた人

アバター画像

center

一般社団法人リノベーションまちづくりセンター チーフキュレーター